香水をつける量
香水をつける際に、もっとも気を使わなければいけないのがつける量だと思われます。とくに濃度の高いものや、香りの強いものは1滴の違いでいい薫りの人を香害男、香害女へと変えてしまうのです。
爽やか系&軽い系の香り…3~4滴、スプレー2プッシュ位。 甘い系の香り…2~3滴、スプレー1,2プッシュ位。 きつい系&セクシー系の香り…1,2滴、1プッシュ位。上記が、大体の適量かと思われます。
良い香りも、度を過ぎてしまえば、ただの迷惑な臭いになってしまいます。せっかくのお洒落も、台無しになってしまいますので、気をつけましょう。
デオドラント剤との使い分け
香水を使用する際に、気を付けなければならないことは、なんと言っても体を清潔にしておくということです。
最も香りを有効に楽しむのであれば、朝起きたらシャワーを浴びることもポイントとなります。汗は、香りの大敵と言えます。
せっかくの香りが不快な臭いに変化することが多いのです。なお、臭いを抑えるデオドラント剤は、汗をかきやすい部分につけるので、香水とはつける部位が違います。使用する時は、無香料のものをお選び頂くことをお薦めします。
香るタイミング
香水本来の香りが漂うのは、つけ初めてから30分後以降の《ミドルノート》の時です。つけてすぐは《トップノート》の刺激が強いので、うまく時間を調整しましょう。
シャワーの後、洋服を着る前に素肌につけると、出かけるまでには香りも落ち着いてきます。人に合う30分前につけておくと、ちょうどいいタイミングで香り立ってきます。
つけ過ぎた時の対処法
香水をつける量は、つける部位のよっても多少違ってきます。例えば、手首やウエストなどの上半身につける場合は、1~2プッシュを目安にして下さい。ひざ裏やくるぶしなどの下半身につける場合は、5~7ヶ所につけてみましょう。 いずれも、こすって広げるのではなく、トントンと叩くようにつけると品のある香り方になります。 もし、香水をつけすぎてしまったときの応急処置として、アルコールや無水エタノールを、コットンに含ませ拭くという方法があります。 また、身近のものとしてウェットティッシュで拭くという方法もあります。ただし、香りは水だけでは消えないため、あくまでもつけ過ぎには気をつけるように心がけて下さい。
香水の楽しみ方
肌以外にも下着や服につけて楽しむ香水ですが、つけてはいけない物もあります。例えばシルクや毛皮、なめし革のバックや 小物類には要注意です。1滴でも香水がついてしまうと、取り返しのつかないダメージを受ける場合があります。 また、茶色い香水の場合は、服や下着に色が染みてしまう可能性があるので、できれば避けることをお薦めします。
香水の保存方法
香水の瓶の封を開けた瞬間から、蓋を開ける度にそのアルコールが少しずつ蒸発していっています。
これは、アルコールの性質上仕方が無いことですが、蒸発すれば中の容量が少なくなっていくので、濃度が濃くなってしまうんです。そうなると、香りも中身も少しずつ衰えてしまいます。
もちろん香水の保存状態が良ければ、当然香水も寿命が長引くんですが、せいぜい2~3年といった所が寿命かもしれません。
なので、出来れば香水は1年位で使い切るのが最もベストではないかと思います。
ランキングサイトで選んだのは良いけど、「しばらく使わなかったらなんか香りが変だ」と思う前に、保存方法をよく知って実践していきましょう。
香水の保存方法については、直射日光が当たる所や、気温差が激しい所は香水が劣化しやすくなるので、置くのは避けた方が良いです。
また、アルコールが蒸発しないようになるべく空気に触れない所に置くこと、つまり蓋をしっかり閉めておく事が大切になります。