DHCの化粧品

DHCの化粧品というと、もうCMで幾度となく紹介されているので、お茶の間ではおなじみの商品です。
そんなDHCの化粧品の大きな特徴は、コンビニとの関係性が非常に深いという点です。化粧品というと、普通はデパートなどの上品な雰囲気を持ったお店で取り扱っている商品というイメージが根強かったのですが、現在DHCではコンビニを販売チャネルとする事で、より庶民的なイメージを植えつける事に着手しているのです。
かつて、化粧品はお金持ちの為のものでした。その為、その昔のイメージが強く残り、どこか高級志向のものという印象があったものですが、実際には誰でも使用する物であり、現在においては男性も積極的に利用する、一般感覚での購入が主に行われる商品となっています。
コンビニでの販売は、より多くの一般層や、男性客に対してのアピールというわけです。

ファンケルの化粧品

ファンケルの化粧品の最大の特徴は、なんといっても無添加であることです。化粧品というと、以前は添加物があって当然といってもよいほどの物でした。
無添加だと効果が薄く、あまり購入意欲がわかない商品が多かったので、仕方のないところではあったのです。使用期限がかなり絞られるのも、化粧品としてはマイナスでした。

しかし、このファンケルが防腐剤や殺菌剤を利用しない化粧品を開発し、無添加でも十分化粧品としての品質を保てる商品を生み出したことで、流れは大きく変わりました。ファンケルの名前は化粧品業界に知れ渡り、現在の地位を固めたのです。
無添加の化粧品の良いところは、当然身体に何の害もなく、安心して利用できる点です。近年、食料をはじめとした様々な分野において、無添加である事が大きな需要を集める時代になってきています。
自然のものであれば身体によく、身体にいい商品を購入することに大きな意義を感じる消費者が増えているのです。

資生堂の化粧品

資生堂の化粧品といえば、老若男女問わず知らない人がいないくらいブランドの知名度が高く、日本ではトップクラスのコスメブランドとなっています。
そんな資生堂の始まりは、明治5年と今から130年以上も前です。今では化粧品の会社として認識されているのが確立したイメージですが、創設され当時は国内では初めての西洋風の調剤薬局であり、それまで粉状のものしかなかった歯磨きにおいて、初めて練歯磨きの販売を始めたのは資生堂でした。始まりは化粧品ではなく、薬品の開発だったのです。

薬局としてスタートした資生堂ですが、今では様々なブランドのコスメを開発、販売し、女性だけでなく、「uno(ウーノ)」をはじめとする男性を対象とした化粧品も順調な売行きをみせ、男女問わず肌の健康と美しさを守るためのアイテムを発信する信頼性の高い化粧品メーカーとしての地位を確立しています。

プロアクティブの化粧品

プロアクティブの化粧品は、ニキビの解消を目的としてアメリカのコスメメーカーが開発した商品です。近年では「ニキビといえばプロアクティブ」というほどまでプロアクティブはニキビ対策の化粧品として高い人気を誇り、日本と開発されたアメリカとの両国で第一位の売上を誇っています。
日本でアメリカと同じくらいの人気を得た理由は、日本で発売を開始する際、アメリカ人とは異なる日本人の肌質を考慮し、アメリカ人向けの商品に手を加えたことが大きいでしょう。

アメリカで販売されているプロアクティブには「ベンゾイルパーオキシド」というニキビの治療効果が高いとされる成分が配合されていますが、この成分は日本で認可されていないこと、それに日本人の肌質には効き目が強く、肌荒れなどのトラブルを起こす可能性があるために日本向けの製品には配合されていないのです。
ただ、認可されている成分の中にもグリコール酸やサリチル酸のようなピーリング効果のある成分が敏感な肌質の人には強く感じることもあるようです。

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